久しぶりにバイクの話
20050524-23:26 コメント (2) トラックバックする
なんだか水戸にもBMWの試乗車が置いてあるお店があるらしい、という情報をキャッチしたので牛肉を買いに行くついでに「オートショップ大月」に寄ってみる。BMWのバイクがズラリと並んでるけど、国産車も扱ってるそうです。茨城スレでも高評価(203以降)。
フラフラとバイクを眺めていると、「この4台は試乗車ですよー」と試乗をすすめてもらいました。R1200GS、R1200ST、R1200RT、そしてK1200Sが目の前にあるYO!さっそく誘惑に負けて試乗してみんとす。
驚いたのは、試乗コースもクソもないってこと。アンケート書いて免許証見せたら、「楽しんできてください」で送り出されちゃったので楽しんできました。大らかというか余裕というか…。
心にゆとりの無いイシダは我慢できずに1台目にK1200Sをチョイス。だって憧れのバイクなんですもの。エンジンをかけるとあまりの静かさに驚いてみた。何これ、VFRより静かじゃん。以前ネットで拾った排気音は、相当マフラーに近づいて録音してたんじゃないかなあ。あと、吹かしても車体が右に引っ張られるような感じは無し。そしてポジションはVFRより楽。本当にスポーツモデルか?と思わせる楽さ。かといって上体が起き上がるわけではなく、自然に整体されてるような気分。何の違和感も無く試乗開始でゴー!
加速感気持ちよし。そしてスピード感希薄すぎ。周囲の流れに乗ってるつもりでも気付いたら法定速度を壮絶に超えてます。自制心が超必要。なんだろう、この小さなスクリーンのウィンドプロテクション効果は異常だとしか思えない。おっかなびっくりの試乗なのであまりぶん回したりはしませんでしたが、絹の様に回る直列4気筒エンジンが謎のパワーを発揮してることは分かりました。でも変な挙動は一切無し。運転が上手になった気分を味わえます。
15分くらいの町乗りで一番感動したのはブレーキ。ヘンテコなフロントサスのおかげなのか、停止する瞬間のショックがほぼ0です。まるで路面に吸盤で吸い付いたかのようにピタリと停止。どうやったらこんな乗り味になるんだ?この感触が楽しすぎて、赤信号を探しては停止してました。変な試乗だなぁ。
ニヤつきながらお店に戻り、続いてR1200STへ。K1200S以上にラクチンポジション。さすがスポーツツアラーを謳うだけありますね。で、こちらはBMW伝統のボクサーエンジンで御座います。眼下、車体から左右に飛び出した水平対向2気筒エンジン、ドコドコ感がそそります。吹かすと車体が右に引っ張られる感じも初体験。うおー面白いー。面白いけどK1200Sに乗った後だと流石に「ちょっと遅いかも?」と思っちゃうので試乗の順番間違えたね!心はもうK1200Sの虜だもんね!
でもそんな恋も乗り出し価格270万という声で一気に冷めるので大安心。危ないところだった。VFRで帰宅する際、こいつはこいつでいい乗り味だしもっと長く付き合おうと浮気を反省。燃料警告灯が点いたのでガソリンを入れたら牛肉を買う金がなくなりました。おかげで晩飯の肉じゃがは豚肉入りでした。
あー、耳寄り情報(アンテナ低いですけど)。3150円持って「試乗させてー」って行くと、1日300Kmまで高速道路だろうが広域農道だろうが勝手気ままに試乗させてくれるそうです。なんでも「高速走行しないと本当の良さは体感できない」とか。くう、いい値段を突きおるワイ。店員さんの対応も非常に気持ちよく、大満足。近いうちにまた行きたいなあ。
おまけ。BMWはいい動画を作ると思った。
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確かに正面からの見た目は大柄ですが、跨ってみるとスリムで軽いです(CBR1100XXよりも軽いそうです)。タンクの形状のせいもあってか、大排気量っぽい感じがしません。
あと、お尻のラインがセクシーすぎ。
BMWの動画を見ましたが、正面から見ると迫力のある、ちょっと大柄なバイクの印象を受けます。
実際にはどうでしょうか、ちょっと大きめなんでしょうか?