バイト納め
20051231-23:44 コメントする トラックバックする
31日でもって本年のバイト終わり。ここ暫く書こう書こうと思ってかけなかったことを大晦日の本日に一気に書いてお茶を濁す所存であります。

さて、まずは塾のオハナシ。よく「少子化の流れの中で塾業界ってどうなのよ?」という声を耳にしますが、少子化がどうこうってことは特に重要じゃないと思いますYO。本日ご紹介する画像はとある公立中学校の保護者会で用いられた資料の一部でありまして、左半分が「2学期の良い点・成長した点」、左半分が「今後の課題」ということになっています。その中の一文を巡って保護者会が大紛糾したそうな。
授業中におしゃべりする友達に対し、注意できる生徒が増えてきたが、その注意に関係なく私語を続ける生徒がいるのが残念です。
「残念です」じゃねーだろってばさぁ…。
理科の怖い先生の授業では私語なんかないのに、他教科の先生の授業では私語のみならず立ち歩き・口笛・紙飛行機飛ばしなどが横行していてロクに授業にならない模様。ちゃんと受験を見据えて勉強している生徒の保護者からは「こんなことで受験に対応できるのか」とのお声が上がったり上がらなかったり。
んで、学校が効果的な対応を打ち出せていないので塾のお仕事が増えるわけですね。難関校を狙っている子は部活も何もそっちのけで進学塾に通って学力を養いますし、それ以外の子も学校の授業に期待なんか持っていませんから学習塾に通って基礎学力の定着を図ります。更には集団生活でのルールという面でも、他の生徒の邪魔になる行為をした生徒を叱ったりとかそんなことまでが塾のお仕事であり、保護者の方もそれを求めています。学級崩壊問題について「学校だけの責任ではない。家庭の躾の責任でもある」というご意見は確かに正しいとは思いますが、家庭内では「家族以外の人たちとの集団生活のルール」を教える機会は少ないもんですから、学校がその指導を果たせない分塾に需要がきている感じ。
つまり少子化によって塾の需要が減っているというより学級崩壊によって塾の需要が増えている様なもんでゴザイマス。今後は「進学に力を入れるか基礎学力定着に力を入れるか」と「楽しい塾風か厳しく躾まで受け持つか」が柱になるような予感。
あとクリスマスにはおかんに図書カード500円分もらいました。これは京都風に言うとお茶漬けってことなんですかね。胃が痛いです。本屋に行ったら試験対策講座の新法対応版会社法が出ていたので図書カードを足しにして買おうかな。
そして1日からは本格的に民法スペシャルモード。いくどー。みなさんも良いお年を。んがー。
"バイト納め"へのコメントはまだありません。